
個人の感想なら、SNSでどんどん発信していい。バズることもあるだろうし、炎上もけっこうだ。でも、個人的見解を“真実”と強調するのは違うと思う。「わたしは〇〇だと思う」と書くのならまだしも、「〇〇こそ真実」は行き過ぎだろう。少なくとも「事実関係はこうだ」との裏付けが必要だ。その「裏付け」こそが、マスメディアの役割なのだ。
だからぼくは、いまでも何かを書く際には、新聞を主な拠り所としている。記者がいて取材し記事を書き、それをデスクが確認し、さらに校閲部が事実関係の整合性をチェックする。一応は二重三重のチェック機能を持っているのだ。週刊誌だって同じことだ。ぼくも長い間、雑誌や新書などの編集という仕事をやって来たので、そのあたりのことは身に沁みて分かっている。
以下の文章は、上のことを前提にしての「個人的意見」です。
何言ってんだこいつ。
客観的に誰が見てもブレない事実と、それぞれの受け止めにより数多存在しえる真実を混ぜて話をするな。
新聞を読んでいたら、松本洋平文科相が発表した「辺野古事故への教育基本法違反認定」には驚いた。だいたい、あのスキャンダルにもかかわらず、教育行政の大元締めである文科相をまだ務めていられる松本氏の神経の強靭さにも呆れる。
えっ、どんなスキャンダルかって? 口に出すのも恥ずかしいので、どうぞご自分で調べてください。
朝日新聞(23日付)を引用する。
辺野古学習「政治的中立欠く」
同志社国際の研修 文科省、違法認定
(略)文科省は22日、同志社国際高の教育内容が政治的中立性を定めた教育基本法に違反すると認定した。
文科省によると、1947年の法施行以来、政治的中立性を理由に教育基本法違反を認定するのは初めて。
事故は3月16日に発生。辺野古沖で同志社国際高の生徒18人が分乗した小型船2隻が転覆、女子生徒1人と船長1人が死亡。生徒と乗組員の計14人が重軽傷を負った。(略)
事故直後から調査を進めてきた文科省は、4月下旬には学校法人同志社に出向き、聞き取りも実施。それらを踏まえて、22日に報告書を公表した。(略)
記事によると、この報告書は以下のように記し、政治的活動を禁止する教育基本法第14条2項に違反すると判断したという。
◎国際高の相当数の教員が抗議船という認識を持ちながら見学を教育活動の一環と見做して実施していた
◎牧師である抗議船船長が研修の開会礼拝で抗議活動の説明を実施
◎学習のしおりに座り込みの説明を掲載
◎事前事後学習を含め様々な見解を十分に提示せずに特定の見方や考え方に偏っていた
この文科省の認定に伴い、京都府はこれまで毎年度約2億円を支出していた私学運営費補助金を減額する検討に入ったという。つまり、金銭面からもこのような「平和学習」を認めないと決定したわけだ。
さらに内閣府沖縄総合事務局は、死亡した「不屈」船長の金井創牧師を、海上運送法違反の疑いで海上保安庁へ刑事告発した。辺野古米軍新基地反対運動は、息の根を止められようとしている。
断っておくが、ぼくは今回の事故について、抗議団体(ヘリ基地反対協議会)側を擁護するつもりはない。安全確保の規範が緩んでいたことは疑いない。
それがあのいたましい事故につながったのは事実だと思う。高校生の死は切なくて、考えただけでも胸が痛む。ご遺族には、心からのお悔やみを申し上げたい……。
ぼくも取材などで何度も辺野古を訪れている。
デモクラシータイムスの取材で訪れた際には、乗船許可を得て辺野古の浜辺で待機していた。だが台風接近で強風の恐れがあるとして「運航中止」となり、ぼくらクルーは乗ることができなかった。それは正しい判断だった。
そのような判断が、今回は蔑ろにされたのか? 今回の事故時の強風がどの程度だったのかは分からない。けれど、やはり慣れのため気が緩んでいたことは批判されても仕方がないと思う。
また、もし「抗議活動への参加」が呼びかけられていたとしたら、それはやはり行き過ぎだろう。高校生たちには「なぜ辺野古に基地が造られようとしているのか。それは沖縄の基地負担軽減につながるのか。沖縄の米軍基地の現況はどうなっているのか」などの説明までにとどめておくのが妥当だった。さらに、「なぜ教員たちが生徒とともに乗船していなかったのか」も、きちんと検証されるべきだ。
何よりも、ライフジャケットの安全性確認や、死亡した生徒が引っ掛かってしまったという突起物への安全配慮の欠如など、団体側が早急に事実関係を検証して謝罪会見を開き、経緯を説明すべきだったことは言うまでもない。
その上で、死亡させてしまった高校生に真摯に哀悼の意を捧げ、せめてお宅まで出向いてご遺族に心からの謝罪を行うのが筋だったはずだ。なぜそれができないのか。そうしようとしないのか。そこは厳しく批判されても当然だろう。
取材などで何度も辺野古を訪れている?
ほほう、取材以外のどんな目的でご訪問を?
ただ、一方的に沖縄の抗議団体を非難すれば済むことではないのも確かである。東京新聞「本音のコラム」(24日付)で、元文部科学省事務次官の前川喜平さんが、次のように指摘している。
文科相の教育基本法違反
22日の記者会見で松本洋平文部科学相は(略)同校(引用者注・同志社国際高校)の辺野古での学習が政治的活動を禁じる教育基本法14条2項違反だと断じ、学校法人同志社などに指導通知を発出したと発言した。しかし、この条項は本来教育者自身の自律のための規範である。
むしろ、この大臣発言と指導通知こそ、教育に対する不当な支配を禁じる教育基本法16条1項違反だと考えるべきだ。政治学習や平和学習の取組を抑え込むために、不幸な事故を政治利用したのだと言ってよい。
そもそも文科省が同志社に「現地調査」を行ったのが変だった。学校管理下の児童生徒の死亡事故は毎年数十件起きているが、通常文科省は直接の調査は行わない。磐越道で起きた北越高校の部活遠征中の事故でも「現地調査」は行っていない。同志社を狙い撃ちしたのは、事故が辺野古で起きたからだ。背後には政権の政治的な意図が働いているとみるべきだ。(略)
参考までに、教育基本法を挙げておこう。
第14条
1.良識ある公民として必要な政治的教養は、教育上尊重されなければならない。
2.法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他の政治的活動をしてはならない。
第16条
1.教育は、不当な支配に服することなく、この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべきものであり、教育行政は、国と地方公共団体との適切な役割分担及び相互の協力の下、公正かつ適正に行われなければならない。
前川氏のこの指摘をも偏っていると批判する人はいるだろう。けれど、教育行政を担っていた現場の元トップが言うのだ。聞くべき意見だと思う。上に引用した教育基本法第14条、16条を読めば、前川氏の指摘はもっともだと思う。
そして、なぜ今回に限って、これまでしなかった「現地調査」を大々的に行ったのか。疑問に思って当然だ。 高校生たちが、いまの日本で起きていることを学ぶ機会を封じてしまうのが正しい教育行政の在り方だろうか?
修学旅行生が米軍基地内でエアガン使い射撃訓練
京都の高校
京都の市立高校の2年生が沖縄戦や基地問題を学ぶフィールドワークで沖縄県内を訪れた昨年10月、米軍キャンプ瑞慶覧内にあるクバサキハイスクールとの交流でエアガンを使った射撃訓練を体験していたことが7日、分かった。京都市教育委員会は沖縄タイムスの取材に対し、同世代との交流で多角的な考え方を学ぶためだったとし、「射撃訓練を含め生徒の体験には意義があった」との見解を示した。指揮者は「米軍側のPRに利用されかねない」と懸念している。(略)
訪問したのは2年生約30人。米軍将校を育成する予備役将校訓練課程(JROTC)、芸術、体育、音楽の四つのコースに分かれて交流し(略)生徒は訪問前にコースを選択したが、JROTCで射撃訓練があることは事前に知らされていなかった。
こちらのケースで文科省はなんらかの調査をしたのだろうか。ぼくはそれについて検索をかけたけれど、なんの反応も見つけられなかった。刑法的責任については調査するのが当然だろう。しかし、教育基本法違反とは意味が違うのだ。
「射撃訓練」には何のお咎めもなく、一方に対しては「教育基本法違反」を認定する。どちらも同じ「沖縄戦や基地問題を学ぶ」ための一環と位置付けられているのに、この違いはなぜなのだろう。「偏り」というのなら、これは「偏り」ではないのか。
週刊金曜日(5月22日号)の表紙に、こんな文言が掲げられていた。
「日本に憲法なんてあるんか」と。
この特集は、別に沖縄のことを取り上げたものではないが、ぼくはその文言を見て、咄嗟に沖縄のことを思ったのだ。
「沖縄に『日本国憲法』なんて施行されているのか」と。
日本の国土の約0.6%しかない沖縄に在日米軍関連施設の70%以上が押し付けられているというのは紛れもない事実だ。それに対して、沖縄県民は何度も繰り返して「NO!」を突きつけてきた。住民投票でも「辺野古新基地反対」が示された。
だが日本政府は、その訴えをまったく取り上げようとしてこなかった。沖縄が繰り返し裁判に訴えても、司法は門前払いをくらわすだけだった。
そういう「偏り」に身をもって抵抗してきたのが、辺野古米軍基地建設反対を掲げる人々ではなかったか。
それを抜きにして今回の事故を語るのは一方的であり、それこそ「偏り」ではないかとぼくは思うのだ。
カルトのプロパガンダ持ってきてる時点でこの記者もカルトの一員みたいなもんだろ
>元文部科学省事務次官の前川喜平さんが、次のように指摘している。
天下りあっせんや買春のスキャンダルには触れないのか
なるほどなるほど
こういう長文コラム系ってツッコミ待ちかな?てのが多いよね
そっちは「さん」付けるんだね
ポエマー集団の同人誌
キチゲェスパイマスゴミしか引用していないね
それではキチゲェにしかならないよ
なぜなら、不測の事態が特定の政治的目的にこれほどまで合致することは、自然の摂理として極めて不自然だからだ。地質学的な不確定要素をあえて利用し、反対運動を疲弊させることで、決定事項を既成事実化していく手法は、常に権力構造の維持という一貫した目的へ収束している。地層を掘り進める轟音は、単なる建設の響きではなく、この地に刻まれた神聖な境界線を書き換えるための、不可視の力が放つ侵食の合図なのだ。
しかも、あの遊覧船とかによくある
ボロい使いまわしのやつだろ
まで読んだ
ダサ


コメント