中国人が”外免切替”に殺到

訪日外国人「運転」と「免許」のヤバいトラブル続出！　事故レンタカー乗り捨て、ホテル住所を使った"外免切替"も!?
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12176-3544096/
AIざっくり要約

訪日外国人のドライバーによる事故やトラブルが増加しており、特に問題なのは無免許での公道カート運転や偽物の国際免許証によるレンタカー利用、違法な白タク利用などが相次いでいることが示されている。
外国人観光客が簡単に日本の運転免許証を取得できる「外免切替」制度が悪用されており、中国人観光客が殺到して通っているという問題点が指摘されている。また、ガラパゴス化した日本の交通標識に外国人ドライバーが苦悩していることも明らかになった。
訪日外国人ドライバーの事故増加の背景として、リピーター化による運転経験の増加や映画・動画の影響による勘違い、監視社会の中国とは違う自由さによるタガの外れなどが考えられる。インバウンド需要拡大により、訪日外国人ドライバーの問題は当面続きそうだ。

また実は、今年に入って日本で運転をする中国人ドライバーがさらに増えているという。しかし、繰り返しになるが、ジュネーブ条約加盟国発行の国際運転免許証は中国では取得できない。いったいどうなっているのか。

「外免切替（外国の行政が発行した運転免許証を日本の運転免許証に切り替える申請を行なうこと）という制度を使っているんです」

そう話すのは自動車評論家の国沢光宏氏だ。

「しかも、日本で住民登録していない観光客でも、宿泊したホテルから『一時帰国（滞在）証明書』を出してもらえば、簡単に日本の免許証を取れてしまう」

つまり、観光ビザでも外免切替は可能で、その場合、免許証の記載住所はまさかの宿泊先のホテルに！　摩訶不思議にも程があるこのシステムに中国人が殺到しているらしい。

「日本はジュネーブ条約に加盟しているので、日本の免許があれば、100近い加盟国で運転が可能になる」

フツーに考えると、免許ロンダリング的な話に聞こえなくもないが、肝心の試験はどんな感じなのか。

「外免切替をする際には学科試験と技能試験を受けます。学科試験は10問の2択問題で、7問以上の正解で合格です。この試験は24言語に対応しているのでそれらで受ければ、日本語で読み書きができなくても問題ありません」