【統一】教団関係者から地方議会へ「陳情書」全国で相次ぎ政治に働きかけ…教団「信徒がやった。関与していない」

テレ朝　独自
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000279347.html
動画あり↑

解散請求をめぐり、2回目の質問権行使が近づく中、番組は教団関係者が全国の地方議会などに提出した複数の「陳情書」を独自に入手。
政治への働きかけが行われていることが分かりました

▽政府の動きに焦り？教団関係者が「陳情書」
「八女市及び八女市議会において特定の宗教法人及びその関連団体との関係を遮断する内容の宣言・決議をしないこと」
これは、福岡県の八女市議会の議員に宛てて提出された文書。日付は、先月28日。提出者は、世界平和統一家庭連合・久留米家庭教会の信徒代表です。特定の宗教団体との関係を遮断する決議をしないことに加え、「市議会議員を含む公人や私人に対し、特定の宗教に対する信仰の有無を問うたり、その団体との関係を調査・質問したりしないこと」を求めています。

久留米家庭教会に、なぜ陳情書を出したのか尋ねると「信徒代表が出したことは聞いているが教会は関与していないため分からない」との答えでした。

▽教団関係者の“議会働きかけ”全国で
教団関係者による議会への働きかけは八女市や久留米市以外にも…愛知県の知立市議会です。
先月末、教団関係者とされる人物が議会を訪れ、議長宛てにこちらの陳情書を提出したといいます。気になったのは陳情項目。先ほどの八女市のものと比較すると…

1.知立市に提出された陳情書
知立市及び知立市議会において特定の宗教法人及びその関連団体（ただし、反社会的団体との法的根拠がある団体は除く）との関係を遮断する内容の宣言・決議をしないこと
2.八女市に提出された陳情書
八女市及び八女市議会において特定の宗教法人及びその関連団体（ただし、反社会的団体との法的根拠がある団体は除く）との関係を遮断する内容の宣言・決議をしないこと

さらに、陳情理由の部分で引用している書籍まで一致していました。番組の調べでは、同様の主旨の陳情書が少なくとも全国13の議会に提出されています。八女市の松崎市議は教団側の狙いをこうみています。
（共産党　松崎辰義　八女市議）「国に対しては自民党と、統一教会の関係を断ち切れっていう立場でもう世論は固まってますから」「（教団は）草の根から、地域からそういうふうに掘り起こしていって少しずつでも何とかしたいっていう考えの表れではないか」

12月11日『サンデーステーション』より

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