長崎スタジアムシティで内覧会　80テナント2025年2月にかけて順次開業　醸造ビール片手に試合観戦も

長崎スタジアムシティの開業まで、あと11日です

30日に行われたメディア向け内覧会には52社が集まり、関心の高さをうかがえました。

総事業費約1000億円の民間主導のプロジェクト「長崎スタジアムシティ」は約7.5ヘクタールの土地にサッカースタジアムやアリーナを核として配しています。

内覧会には長崎県内だけでなく、東京や福岡などから52社90人が集まりました。

リージョナルクリエーション長崎　折目　裕　執行役員
「成長し続けるスタジアムシティをイメージしながら、複数回に分けて開業することをイメージ」

施設側は約80のテナントの一部について、今月14日ではなく2025年2月にかけ順次開業すると明かしました。

約2万人収容のサッカースタジアム「ピーススタジアム」は10月6日に迫ったV・ファーレン長崎の初試合（VS大分トリニータ）に向けシートの設置を含め準備万端です。

テレビ長崎　磯部翔アナウンサー
「V・ファーレン長崎のホームピーススタジアムでは、観客席やコンコースは試合がない日には市民に開放されます」

リージョナルクリエーション長崎　折目　裕　執行役員
「ここに屋台というか出店のにぎわいを作りながら、ファミリーシニアの方を含めて全然スポーツに興味のない方を含めて足を運んでほしい」

テレビ長崎　磯部翔アナウンサー
「ハピネスアリーナの4階です。設計がすり鉢状になっているので、1階の様子もくっきりはっきり見ることができます」

約6000席のハピネスアリーナでは4日の公式戦を控え（長崎ヴェルカVSサンロッカーズ渋谷）トップは演出面へのこだわりを口にしました。

長崎ヴェルカ　伊藤拓摩　代表取締役社長兼ＧＭ
「ビジョンというのは今までと違うのかな。コンスタントに皆さんに喜んでもらえるのはダンスチーム。そこは例年以上に期待している」

ブルワリーレストランの「THE STADIUMBREW NAGASAKI」です。

サッカースタジアムに設置されたビールの醸造施設は国内初で、1杯800円（350ml　税込）から味わうことができます。

テレビ長崎　磯部翔アナウンサー
「こちらで醸造されたオリジナルのクラフトビールヴィ・ビールです。とってもさわやかです。ゆうこうを使っているということでフルーティーです」

10台のタンクが稼働し、年間約100種類、9万リットルを生産します。

長崎スタジアムシティは1100台の駐車場を備えているものの、イベント時には混雑も予想され、施設側は公共交通機関の利用を呼び掛けています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ef56d9ba84d67e65163da43303129bc87f5854c