大阪桐蔭 2年ぶり13度目の夏の甲子園出場決定！6度目の全国制覇を狙う

大阪桐蔭が2年ぶり13度目の夏の甲子園！6年ぶり6度目の夏制覇狙う 2年生右腕・森陽樹が圧巻15K完投で粘る東海大大阪仰星を破る
7/28(日) 12:33配信

■第106回全国高校野球選手権　大阪大会・決勝　大阪桐蔭 3ー1 東海大大阪仰星　（28日　大阪シティ信用金庫スタジアム）

大阪桐蔭が東海大大阪仰星を下し、2年ぶり13度目の夏の甲子園出場を決めた。1985年以来39年ぶり決勝進出の相手に対し、2回に内山彰悟（3年）の内野ゴロ間に先制すると、4回には1番・吉田翔輝（3年）の適時打で追加点を挙げる。投げては先発の2年生右腕・森陽樹が9回を137球を投げ5者連続を含む15奪三振。8安打1失点の完投で勝利に導いた。

昨夏は大阪大会決勝でライバル・履正社に敗れ準優勝も、前日の準決勝で12－2の5回コールド勝ちで履正社を撃破。2年ぶり出場の夏の甲子園では、2018年、根尾昂（現中日）、藤原恭大（現ロッテ）らを擁し史上初2度目の春夏連覇を達成して以来6年ぶり6度目の優勝を狙う。

東海大大阪仰星の先発・壹崎晃心（3年）に対し、初回は三者凡退に終わるも、2回に先頭の4番・徳丸快晴（3年）がライト線へ二塁打を放つと、犠打で三塁へ進み、今大会打点チームトップの6番・内山彰悟（3年）の二ゴロ間に1点を先制。

一方先発を任された2年生右腕・森陽樹は立ち上がりに、連続三振で2死も、連打と四球で満塁のピンチ。それでも続く打者を空振り三振に抑える。さらに2回、3回にも先頭打者に安打を浴び出塁を許すも、要所を三振で締め3回まで5安打を浴びるも6奪三振無失点。

打線は3回に先頭の8番・山路朝大（3年）が左前安打で出塁も、9番・森が犠打失敗で無得点。4回も1死から徳丸が2打席連続安打で出塁も、盗塁失敗など追加点は奪えず。

それでも5回に山路の2打席連続安打と犠打で2死二塁好機をつくると、1番・吉田翔輝（3年）が逆方向、三遊間を破る左前適時打を放ち2－0。

森は6番からの相手打線を圧巻の3者連続三振。さらに5回の先頭打者からも三振を奪い3回2死から5者連続三振。続く打者で連続三振は止まるも、2死から三振を奪い5回11奪三振無失点の快投をみせる。

6回には3番からの相手打線に対し、2つの空振り三振を奪うと、直後の7回の攻撃で7番捕手の増田湧太（2年）が二塁打で出塁。2死となるも、1番・吉田が四球でつなぎ、2番・宮本楽久（2年）が右前適時打を放ち3－0。宮本はこれで大阪大会全試合打点となった。

圧巻の投球をみせる森は、7回に代打・中村健太からこの試合14個目の三振を奪い三者凡退。8回は先頭の相手1番・小日向悠太（2年）から見逃し三振で15個目、しかし2死から四球を出すと、4番・藤田心一（2年）に4打席連続安打を浴び一、二塁。ここで5番・東村奎太（3年）にライト線への二塁打を浴び3－1。なおも二、三塁のピンチも、続く打者を遊ゴロに抑えリードを守る。

9回も森がマウンドに上がると、2点のリードを守り切り2年ぶり13度目の夏の甲子園出場を決めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7199b54140238087cdf9dd104d524a274f4e4c86