ブリジット・バルドーさん死去、91歳…BBの愛称で親しまれたフランスの俳優

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ブリジット・バルドーさん＝ロイター

ブリジット・バルドーさん＝ＡＦＰ時事

【パリ＝上地洋実】「ＢＢ（ベベ）」の愛称で親しまれたフランスの俳優、ブリジット・バルドーさんが２８日、南部サントロペの自宅で亡くなった。ＡＦＰ通信が伝えた。９１歳だった。

抜群の容姿で女性誌のモデルを務めた後、映画デビュー。ロジェ・バディム監督と結婚、１９５６年の監督作「素直な悪女」で主役に起用され、全裸で横たわる姿が話題を呼んだ。

以後、人気を不動のものとし、米国のマリリン・モンローのＭＭに対し、ＢＢの愛称で呼ばれた。６０年代には、ルイ・マル監督の「私生活」「ビバ！マリア」や、ジャンリュック・ゴダール監督の「軽蔑」などで演技者としても評価を高めた。７３年に映画界を離れ、動物愛護運動に力を入れた。慣習にとらわれない自由な生き方やファッションリーダーとしての存在は、いつの時代も女性のあこがれの的となった。