【韓国】 南楊州の遺棄犬保護所で火災…「８０匹が山に脱出、安全に用心」

中央日報/中央日報日本語版2024.08.23 10:22

２２日、京畿道南揚州市（キョンギド・ナムヤンジュシ）のある遺棄犬保護所で火災が発生して遺棄犬８０匹余りが山に逃げた。

警察と消防当局によると、この日午後３時１２分ごろ、南楊州市真乾邑龍亭里（チンゴンウプ・ヨンジョンリ）のある遺棄犬保護所から
火事が起きた。

消防当局は装備１８台と人員４５人を動員して火災発生約１時間後の午後４時３０分ごろに大きな火を消し止めた。
この火事による人命被害はなかったが、犬舎として使用されていた小屋２棟が全焼した。
該当の遺棄犬保護所は個人が運営しているところだという。

ただし火事が起こると遺棄犬保護所は遺棄犬が窒息死することを懸念して施設の扉を開放し、多くの遺棄犬が近隣の山に脱出した。

現場に関係人材を派遣した南楊州市は住民たちに「民間遺棄犬保護所の火災により遺棄犬脱出発生。現場措置中であり、
近隣住民は安全に留意してください」という災難メッセージを送った。

一方、消防関係者は「当初、（保護所）関係者を通じて３００匹が保護中であることが分かったが、確認の結果、８０匹余りと推定される」
とし「使用可能な人材を動員して脱出した遺棄犬を捕獲する」と話した。

当局は午後５時１０分現在まで遺棄犬２０匹余りを捕獲して、引き続き作業を続ける方針だ。

一方、消防当局は遺棄犬保護所休憩室のエアコンから出火したとみて、正確な火災原因や飼育規模などを確認する予定だ。

https://japanese.joins.com/JArticle/322813