【サッカー】EURO フランス代表、PK戦の末にポルトガルを撃破！8年前の雪辱果たしベスト4進出

C・ロナウドはPK成功も…
EURO2024準々決勝でポルトガル代表とフランス代表が対戦した。

EURO2016決勝カードの再現となった一戦。ポルトガルはクリスティアーノ・ロナウド、ラファエウ・レオン、ベルナルド・シウヴァ、ブルーノ・フェルナンデスらが先発。フランスはキリアン・エンバペとランダル・コロ・ムアニの2トップに。中盤にはアントワーヌ・グリーズマン、エンゴロ・カンテ、オーレリアン・チュアメニ、エドゥアルド・カマヴィンガが並んだ。

20分にはテオ・エルナンデスの強烈なミドルシュートをディオゴ・コスタが好セーブ。前半のチャンスはこのシーンだけにとどまり、スコアレスで前半を終える。

後半に入り、61分にはジョアン・カンセロのスルーパスに抜け出したブルーノ・フェルナンデスが決定機。右足でシュートを放つも、マイク・メニャンがセーブ。直後にも左サイドからの折り返しをヴィティーニャが合わせるも、これもメニャンが弾いた。66分には浮き球のパスにコロ・ムアニが抜け出して決定的なシーンを迎えるも、ルベン・ディアスが見事なシュートブロック。ボールはギリギリでゴール左へはずれ、得点は生まれない。

67分にグリーズマンを下げてウスマン・デンベレが入る。すると70分、デンベレの突破から、ゴール右の至近距離でカマヴィンガがクロスを受け、右足を振り抜く。しかし、これもゴール左をなめるようにはずれ、フランスは決定機を活かせない。74分にはブルーノ・フェルナンデス、ジョアン・カンセロが下がり、フランシスコ・コンセイソン、ネルソン・セメドが投入される。終盤、オープンな展開となり、フランスがカウンターでゴールを脅かすも、エンバペのシュートはコスタがキャッチし、延長戦へと突入した。

93分には右サイドをベルナルド・シウヴァが突破。絶妙なタイミングでクロスを上げ、フリーのロナウドが合わせる。しかし、右足のシュートはミートしきれず、ボールは枠を捉えきれない。102分にはクロスをレオンが合わせるも、DFウパメカノがブロック。延長前半でエンバペは交代となり、ブラッドリー・バルコラが入った。一方のポルトガルもレオンに代えてジョアン・フェリックスが投入された。108分、クロスにフェリックスが飛び込んで頭を合わせるも、惜しくもサイドネットを揺らすだけにとどまる。

結局、120分間でも得点は生まれることなく、PK戦へと突入する。先攻のフランスは3人目まで全員成功するも、ポルトガルは3人目のフェリックスが左ポストに当ててしまう。すると、フランスは5人目のテオ・エルナンデスまできっちりと成功し、PK戦5-3でポルトガルを下している。

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