【すずめの戸締り】 韓国史上最も観られた邦画となった

2023年3月に映画『すずめの戸締まり』が韓国で公開されると、観客動員数557万人を記録した。
これまで同国内で公開されたすべての邦画、そして2023年に公開された国外映画のうち最大動員数である。

映画のヒットに伴い、監督の新海誠は2023年に韓国を三度訪問しており、そのたびに多くのメディアが注目してきた。

同作の人気は、公開から約1年経っても冷める様子がない。2024年1月にはメイキングドキュメンタリー『「すずめの戸締まり」を辿る』が、
韓国各地の映画館で上映されることが決まっている。

このヒット作について、「朝鮮日報」は次のように評価した。

「『君の名は』、『天気の子』に続く最新作として公開され、注目を浴びた新海誠の『すずめの戸締まり』。
これは前作を超えるスケールと、『光の魔術師』と呼ばれる監督らしい映像美によって、公開初日から動員数1位となった。
その後、10代のあいだではSNSを通じて拡散された『すずめチャレンジ』（註：映画のモデルとなった土地を訪れ、
動画や写真を撮ってSNSにアップすること）ブーム、20～30代の観客にはロスを癒すためのメッセージなどが流行し、長期興行となった」

朝鮮日報系列の「スポーツ朝鮮」は、新海誠が来韓中にロングインタビューをおこなっている。
これに対し、新海は「韓国でこれほど多くの観客がみてくれるとは想像していませんでした」と驚きを隠さなかった。

「正直、日本の災害（東日本大震災）を描いた作品なので、韓国の観客が楽しめるかどうか自信がなかったのです。
『君の名は』の場合、彗星がテーマなので理解しやすいと思うのですが、『すずめの戸締まり』のヒットは想像しませんでした」

そしてヒットした理由について、次のように分析している。

「約20年アニメを作ってきましたが、2004年以降、新作が出るたびに韓国へ来ています。
そのあいだ、韓国と日本の関係はよかった時もあったし、政治的な理由でよくない時もありました。
しかし、そういったこととは関係なく、毎回韓国を訪問しましたし、観客と交流をしてきました。
困難な時期があっても、長く交流を続けた結果が興行につながったのではないかと思います」

韓国の若い世代のなかでは、日本に友好的な「YES JAPAN」と呼ばれるムーブメントが起きている。
日本製品不買運動のように「日本製」という理由だけで拒否するのではなく、文化やコンテンツをありのままに受け入れようとする動きだ。

こうした流行について記者が質問すると、新海はこう答えた。

「以前に比べ、韓国と日本では互いの文化に対して抵抗が無くなってきています。日本の人々は韓国のKPOPが好きで、
一方の韓国では『スラムダンク』や『すずめの戸締まり』が大きな人気を集めた。もう国は関係ないと思います。
若い観客はおもしろい文化を常に探し求めているのでしょう。
KPOPも韓国の文化だから人気なのではなく、KPOPグループがクールで、美しく、また音楽がいいから、
日本の人々の心をつかんだのだと思うのです。文化の障壁が無くなっていることを、実感しています」

COURRiER Japon 1/2(火) 19:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/027bae1ff7f7ecdf168df43f3128032a6e122774

アホとしか言いようがないな。

まずあのルートの夜行フェリーなんてない
せいぜい三宮と東京で泊まるくらいだな