【北海道4区】自民・鈴木幹事長、自公選挙協力は「白紙」に 継続を期待する地域も

自民党の鈴木俊一幹事長は13日、盛岡市で記者会見し、次期衆院選の北海道4区を巡る公明党との協力について、連立離脱に伴い白紙になるとの認識を示した。一方で、自公で長年にわたり信頼関係が築かれた選挙区では一定の選挙協力が続くだろうとの期待感も示した。

北海道4区には、公明の佐藤英道幹事長代理が立候補する代わりに、昨年の衆院選で4区から出馬し比例復活した自民の中村裕之衆院議員が比例代表に転出し、佐藤氏の支援に回る予定だった。

会見で鈴木氏は「（北海道4区は）連立であるが故の協力だった。ただ公明も信頼感がある方には推薦もやぶさかではないとしている。分けて考えていくことになる」と語った。

公明の西田実仁幹事長は13日のテレビ朝日番組で、連立離脱後の国政選挙への対応に関し「比例代表に注力することは間違いない。公明らしさを発揮する」と述べた。小選挙区への候補擁立は「厳しくなる現実はある」と語り、各選挙区事情を踏まえ検討する考えを示した。

産経新聞　2025/10/13 18:43
https://www.sankei.com/article/20251013-FHPFBDFTHNKTVO5I6AND6OGAZM/